石川講師

石川 徹也

  • 機械学習講座
  • Python+数学講座

東京工業大学大学院工学修士(情報理工学研究科、確率的臨界現象や折り紙カオスの解析など)
2012年横河電機入社。
現在はWoven CORE, Inc.に勤務。
2020年〜2021年は米国のToyota Research Instituteにて研究開発に従事。
入社当初より一貫して信号処理や機械学習などの数理解析に軸を置きつつ、物理モデルを用いた新型センサのアルゴリズム開発や、少データ学習技術の開発、工操業改善のデータ解析など幅広く業務に携ってきた。
趣味はランニングと数学。

データサイエンティスト・AI系エンジニアを目指したきっかけ

自分の得意な分野を精一杯活かして世の中に貢献できる分野、それが私にとって機械学習エンジニアだったためです。
私が若い頃は「小難しい数学の知識なんて何の役にも立たない」というイメージが強く、数学が好きだった私は将来に悩みましたが、機械学習の勃興を見て「これだ」と思って飛び込みました。

初学者の方に教える際に工夫しているポイント

その分野を好きになってもらうことに重点を置いています。
私の経験上、悩んだ時間の分だけ能力が伸びます。
そのツラい悩みの時間を耐えられるかどうかは、その分野が好きかどうかで大きく左右されると思うのです。

AIの重要性について

AI技術は現在、特定の分野においては人間の認識能力と同等、あるいはそれ以上の認識性能を示しています。
誰もがAIを使えるような環境も整いつつあり、間違いなく今後も世界を変えていく技術のひとつです。
それでいて、導入の敷居が大変低いのもAIの特徴のひとつです。
計算機とデータ、そしてアイディアがあればすぐにでも試すことができます(本格的に導入しようとすると、それはそれで大変なのですが)。
もしかしたらAIで解決できるかもしれない、そんな目で普段の業務を見てみると、意外な発見があるかもしれません。

受講者へのコメント

ぜひ積極的に手を動かして何かを作ってみることを強くお薦めします。
理解したことや思い付いたことを実際に作って試すことで、より理解が深まるのはもちろんのこと、楽しい!と感じることができるはずです。